6日のニューヨーク株式市場は、小幅な値下がりでした。
6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて66ドル78セント安い、2万8323ドル40セントでした。
この日は、当面の利益を確保しようという動きが続き、ダウ平均株価の値下がりは5日ぶりとなりました。
大統領選挙があった今週、市場では、民主党のバイデン氏優勢を織り込みながら株価は連日上昇を続け、前日までの4日間の値上がり幅は、1900ドル近くにのぼっていました。
一方、外国為替市場では、円高傾向が続き、円相場は、一時、1ドル=103円10銭台まで値上がりしました。
市場関係者は、「連日の大幅値上がりで、一服した形になった。市場はバイデン氏優勢を織り込んでいるが、トランプ陣営の法廷闘争など、政治的な混乱が今後、どこまで続くのか、とりあえずこの週末に見極めようという構えだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB