新型コロナウイルス対策でテレワークが広がる中、企業の間では決裁や請求書の処理を電子化し、はんこを押すことや紙の請求書をなくす動きが広がっています。
このうち、日立製作所は社内の決裁書類に、はんこを押す業務を来年度中に廃止することを決めました。
代わりにインターネット上で誰がいつ承認したかが電子データとして記録される“電子承認”を活用します。
会社では新型コロナウイルスの感染が収束したあともテレワークを活用する方針で、多様な人材が働きやすい環境を整えるねらいがあります。
中畑英信専務は「場所や時間に縛られない働き方をするために出社を前提とするはんこはなくしていく」と話しています。
-- NHK NEWS WEB