週明けの9日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上値上がりし、先週6日の終値に続いて、取り引き時間中としても1991年11月以来、29年ぶりの高値をつけました。
アメリカ大統領選挙で、民主党のバイデン前副大統領が勝利を宣言したことで、投資家の間にひとまず安心感が広がり、買い注文が増えています。
市場関係者は、「アメリカ大統領選挙は、当選確実と伝えられた民主党のバイデン前副大統領が勝利を宣言したことで、選挙をめぐる不透明感がひとまず取り除かれたと受け止めた投資家が多い。企業の中間決算の発表で、業績が比較的堅調だった銘柄に買い注文が出ていることも株価を押し上げる形となっているが、このところの株価上昇のペースが速すぎるのではないかという警戒感もある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB