ことし8月、東京 銀座の路上で、66歳の会社社長が車で連れ去られて監禁され、現金などが奪われた事件で、暴力団員の男ら4人が強盗などの疑いで逮捕されました。社長とは面識がないとみられ、警視庁は資産をねらう目的などで、何者かが指示した疑いがあるとして捜査しています。
逮捕されたのは、いずれも東京 江戸川区に住む暴力団員の張山博司容疑者(69)と職業不詳の張山和治容疑者(46)ら4人です。
捜査関係者によりますと、ことし8月、東京 銀座の路上で近くに住む貿易関連会社の66歳の社長をワゴン車で連れ去って現金や携帯電話を奪ったとして、強盗や監禁傷害の疑いが持たれています。
催涙スプレーやスタンガンを使って脅したあと、手足を粘着テープで縛り現金3000万円を振り込むよう要求したということです。
社長は、およそ5時間後に千葉県内の駐車場で解放され軽いけがをしました。
警視庁が周辺の防犯カメラの映像などから4人を特定したということです。
いずれも、被害者の社長とは面識がないとみられ、警視庁は資産をねらう目的などで何者かが指示した疑いがあるとして捜査しています。
-- NHK NEWS WEB