17日の東京株式市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待などから買い注文が増え、日経平均株価は一時、1991年6月以来、29年5か月ぶりに2万6000円台を回復しました。
17日の東京株式市場は、16日のニューヨーク市場でダウ平均株価が最高値を更新したのに続いて取り引き開始直後から買い注文が増え、日経平均株価は一時、2万6000円を回復しました。
日経平均株価が2万6000円を回復するのは、1991年6月以来、29年5か月ぶりです。
アメリカの製薬企業が16日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて「94.5%の有効性がある」とする暫定的な結果を発表したため、朝方の東京市場でもワクチン開発への期待感から買い注文が増えています。
市場関係者は「11月に入ってからの株価の上昇スピードが速く、感染の再拡大による経済への影響を警戒する投資家も多く、いったん利益を確定させる売り注文も出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB