日本から撤退することを先月発表した格安航空会社の「エアアジア・ジャパン」は、17日、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てたことを明らかにしました。
破産手続きの開始を申し立てたのは、愛知県の中部空港を拠点とするLCC=格安航空会社の「エアアジア・ジャパン」です。
東京地方裁判所に、17日、破産手続きの開始を申し立てました。
エアアジア・ジャパンは、愛知県の中部空港を拠点に新千歳空港や仙台空港、福岡空港、それに台湾の台北を結ぶ4つの路線を展開してきました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込み、回復の見通しも立たないことから10月、4路線すべてを12月5日で廃止して日本から撤退することを発表し、すでにすべての路線を運休しています。
このあと弁護士が記者会見をして詳しい経緯などを説明することにしています。
-- NHK NEWS WEB