19日、香川県沖で修学旅行中の小学生ら62人が乗った旅客船が浅瀬に乗り上げて沈没した事故について、国の運輸安全委員会が原因の調査を始めました。
19日、香川県坂出市の沖合で旅客船が浅瀬に乗り上げて沈没した事故では、乗っていた修学旅行中の坂出市の小学6年生ら62人が救助されました。
船は通報から20分ほどで海中に沈み、多くの児童は船から海に飛び込み救助を待ったほか、一部の児童らは浸水する船で救助を待ったということです。
この事故で、高松海上保安部は高松市の船長の多田陽介容疑者(45)を岩場の存在などを十分に確認せずに旅客船を航行させ、浅瀬に乗り上げて沈没させたとして、業務上過失往来危険の疑いで逮捕しました。
海上保安部は旅客船の運航会社を捜索し安全管理についても調べていて、21日、現場付近でみつかった旅客船の塗料のようなものが付いた岩の写真を新たに公開しました。
-- NHK NEWS WEB