連休明けの24日の東京株式市場は、午後に入り一段と買い注文が増えて、日経平均株価は、700円以上値上がりしています。ことしの取り引き時間中の最高値を更新しています。
株価が大きく値上がりしているのは、新型コロナウイルスのワクチンの開発についてアメリカやイギリスの製薬会社の報告が相次ぎ、開発が進展して経済活動が正常化することへの期待が強まっているためです。
東京株式市場は午前中からほぼ全面高の展開となり、午後に入っても買い注文が増えています。
市場関係者は「日経平均株価が先週の後半の3日間で480円余り下落したことを手がかりに、買い注文が膨らむ展開となっている。ただ政府が「Go Toトラベル」の新規の予約の一時停止を決めるなど、感染の再拡大が及ぼす経済への影響を警戒する投資家も多く、今の株価の上昇は過熱ぎみだという見方も出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB