刀や剣を擬人化した人気オンラインゲームと連携したスタンプラリーが水戸市などで行われ、市内にある徳川家の遺品などを展示している博物館には、「刀剣女子」と呼ばれる大勢の女性たちが訪れています。
このスタンプラリーは、JR水戸駅など茨城県内を中心に10か所を回ってスタンプを集めると、限定グッズがプレゼントされるというもので、先月から行われています。
このうちスタンプを押せる場所の1つで、徳川家の遺品などを展示している水戸市の徳川ミュージアムでは、開館前から「刀剣女子」といわれる刀剣やゲームファンの女性が列を作りました。
館内では、オンラインゲームのキャラクターとして登場する、伊達政宗から徳川光圀に譲られたとされる「刀燭台切光忠」が人気を集めていて訪れた人はスマートフォンなどで撮影したあと、スタンプを押して楽しんでいました。
愛知県から訪れた30歳の女性の会社員は、「ずっと見たかった刀を見ることができて感無量です。イベントは楽しいので来年も行ってほしい」と話していました。
このスタンプラリーは、今月26日まで行われています。
-- NHK NEWS WEB