ロシアの中央銀行は、先月からおよそ1か月にわたって中断しているモスクワの取引所での株式の取り引きを24日に再開すると発表しました。
ロシアの中央銀行は、先月からおよそ1か月にわたって中断しているモスクワの取引所での株式の取り引きを24日に再開すると発表しました。
ウクライナへの軍事侵攻でロシアの金融市場が大きく混乱したことから、モスクワの取引所では先月25日を最後に株式の取り引きが中断されています。
これについてロシアの中央銀行は24日におよそ1か月ぶりとなる株式の取り引きを再開すると発表しました。
対象になるのは▽ロシア最大手の銀行ズベルバンクや、▽ロシア最大の政府系ガス会社ガスプロム、▽国営の石油大手ロスネフチなど33の銘柄です。
再開初日の取り引き時間は現地時間の午前9時50分から午後2時までとし、株式を持たない投資家が証券会社などから株式を借りて売り注文を出す「空売り」は禁止するとしています。
また、25日以降の取り引き時間については、改めて発表するとしています。