日本を代表するホテル「帝国ホテル東京」の全面的な建て替えや、新たなビルの建設が計画されている東京 千代田区の内幸町エリアの再開発プロジェクトのテーマが24日公表されました。
内幸町エリアの再開発プロジェクトでは「帝国ホテル東京」の「本館」や「タワー館」を全面的に建て替えるほか、オフィスや商業施設が入る複数のビルを建設する計画で、2037年までに完成する予定です。
24日は三井不動産やNTTなど再開発プロジェクトに携わる企業10社が都内で会見し、街づくりのテーマを公表しました。
それによりますと、隣接する日比谷公園との間をつなぐ歩行者用デッキを新たに設けるなどして公園や周辺の駅と一体になった街づくりを目指すほか、デジタル技術を活用したスマートシティー化を進め、天気などのデータからテナントに来店する客の数を予測して仕入れの量を調節するなどの新たなサービスの提供を目指すということです。
三井不動産の菰田正信社長は、「働く人にとっては快適で生産性が上がり、買い物や生活する際にも感動や満足感を得ることができる街づくりを目指したい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB