24日、名古屋市瑞穂区の交差点で小学生の女の子2人が乗用車にはねられ、このうち1人が死亡した事故で、乗用車を運転していて逮捕された51歳の容疑者が「信号を見落とした」などと供述していることが、警察への取材で分かりました。
24日午前11時ごろ、名古屋市瑞穂区田辺通の信号機のある交差点で、横断歩道を渡っていた女の子2人が乗用車にはねられ、杉本結香さん(9)が死亡し、10歳の女の子が大けがをしました。
警察は、乗用車を運転していた名古屋市の自称 会社員、藤川幹人容疑者(51)を過失運転傷害の疑いで逮捕し、捜査を進めています。
その後の調べに対し、容疑者が事故当時の状況について「ダッシュボードを探っていて、信号を見落とした」などと供述していることが、警察への取材で分かりました。
事故当時、乗用車側の信号が赤だったとみられ、警察が現場を詳しく調べたところ、交差点の周辺にはブレーキ痕がなかったということです。
警察は、容疑者の乗用車が赤信号で交差点に進入し事故を起こしたとみて、詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB