天然ガスなどのエネルギー価格が高騰し、電力の調達コストが膨らんだ影響で、「新電力」と呼ばれる電力の小売り事業を行ってきた、熊本市に本社がある「熊本電力」が、3月22日に事業を停止したことが明らかになりました。
熊本市に本社がある「熊本電力」は、「新電力」と呼ばれる電力の小売り事業者の一つで、沖縄県と離島を除く全国の家庭や自治体向けに、電力の販売を手がけ、およそ3000の契約数があるということです。
会社によりますと、天然ガスなどのエネルギー価格が高騰し、卸売市場などからの電力の調達コストが膨らんだ影響で、今月22日に電力の小売り事業を停止したということです。
そのうえで、利用者に対し4月21日までに新たな電力会社との契約をしなければ、電気が使用できなくなるおそれがあるとして、新しい電力会社を探し契約するよう呼びかけています。
会社では「お客様にご迷惑をおかけし大変申し訳ありません」とコメントしています。
熊本市が本社の熊本電力の対応窓口は、電話番号が0570−00−1591です。
ただ、電話はつながりにくい状況になっているということです。
-- NHK NEWS WEB