長崎市の高校に通う少年7人が、大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで書類送検されました。警察の調べに対し、「集団で大麻を使用していた」などと供述しているということで、警察が入手ルートなどを調べています。
書類送検されたのは、長崎市内の定時制を含む6つの高校に通う当時16歳から18歳の高校生7人です。
7人は去年11月、大麻を所持していた疑いで逮捕された別の2人の少年とともに、およそ9グラムの大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いが持たれています。
警察の調べに対し、いずれも容疑を認め「集団で大麻を使用していた」などと供述しているということです。
逮捕された2人の少年は、書類送検された7人と同じグループと見られ、このうちの1人は24歳の会社員の男に、大麻およそ10グラムを6万円で売った疑いも持たれていて、警察が入手ルートなどを調べています。
長崎県教育委員会の池松誠二教育長は「事件が起き残念でなりません。薬物の心身に及ぼす影響や危険性について、児童・生徒への一層の周知に努めるとともに、再発防止策について関係機関と連携し、対応していきたい」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB