3月31日のニューヨーク株式市場は、アメリカの景気の先行きへの警戒が出たことなどから、ひとまず利益を確定しようという売り注文が広がり、ダウ平均株価は500ドルを超える大幅な値下がりとなりました。
31日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて550ドル46セント安い、3万4678ドル35セントでした。
アメリカの景気の先行きへの警戒が出たことなどから、取り引き終了時にかけて幅広い銘柄に売り注文が出ました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も、1.5%の大幅な下落となりました。
市場関係者は「アメリカで個人消費が鈍ることへの警戒が出たことに加え、翌日(4月1日)に3月の雇用統計の発表が予定されていることもあって、ひとまず利益を確定しようと売り注文を出す投資家が多かった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB