2日朝早く、鳥取県の大山で60歳と57歳の男性2人が滑落し、ヘリコプターで病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
2日午前5時20分ごろ、鳥取県大山町にある大山の夏山登山道の7合目から8合目付近で「2人が滑落したのを見た」と、登山者から警察に通報がありました。
警察や消防などが捜索に当たり、およそ2時間半後に、およそ600メートル下の斜面で男性2人を発見し、ヘリコプターで病院に搬送しましたが、2人は頭などを強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。
亡くなったのは、広島県福山市の会社員、海野文由さん(60)さんと、岡山県総社市の会社員、上野章二さん(57)さんです。
警察によりますと、現場の登山道は、冬場に降った雪が踏み固められた状態になっていたということで、警察は、2人が誤って足を滑らせて転落したものとみて詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB