就職セミナーに参加した女子大学生に、企業の人事担当者を装って声をかけ、睡眠薬のようなものを飲ませて車の中でわいせつな行為をしたとして、大阪・松原市の48歳の会社員が逮捕されました。調べに対し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、大阪・松原市の会社員、石崎保彦容疑者(48)です。警察によりますと、石崎容疑者は、ことし1月、京都市で開かれた就職セミナーに参加していた岡山市に住む21歳の大学3年の女子学生に、企業の人事担当者を装って声をかけ、睡眠薬のようなものを飲ませて意識をもうろうとさせ、車に連れ込んでわいせつな行為をした疑いが持たれています。
女子大学生は勧められた缶コーヒーを飲んだあと、意識がもうろうとなり、およそ7時間後に岡山市内の路上で開放され、被害を届けたということです。
石崎容疑者は、勤め先の会社で採用には関わっておらず、現場の防犯カメラの映像に車が映っていたということです。
警察によりますと、調べに対し、「声はかけたが、わいせつな行為などはしていない」と容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB