ウクライナからの避難民を支援するためポーランドを訪問している林外務大臣は、記者団に対し、希望する避難民20人を、帰国時に政府専用機に乗せ日本に受け入れることを表明しました。
ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、岸田総理大臣の特使としてポーランドを訪れている林外務大臣は、最終日の4日にドゥダ大統領とモラウィエツキ首相、それにラウ外相と相次いで会談し、最新のウクライナ情勢に関する情報を共有するとともに避難民の支援で連携していくことを確認しました。
一連の日程を終え林大臣は、記者団に対し日本への避難を希望しているものの、自力での渡航手段の確保が困難な20人を、人道的な観点からみずからの帰国に合わせて政府専用機に乗せ受け入れることを表明しました。
そのうえで「故郷から遠く離れた日本でも安心して過ごせるよう最大限サポートしていく。政府だけではなく、多くの企業や自治体からも支援の申し出がある。国民と一緒になって取り組みを進めていく」と述べました。
避難民は、林大臣ら政府関係者とは別の政府専用機の予備機に搭乗し、このあと出発することになっていて、5日昼前に日本に到着する予定です。
-- NHK NEWS WEB