ウクライナから大勢の人が避難している隣国ルーマニアでは、避難民と、避難所の担当者の間のコミュニケーションを円滑にしようと、避難中の女性たちが通訳ボランティアとして活躍しています。
ルーマニアの首都ブカレストにある国内最大規模の避難所は、支援物資の配布拠点となっていて、おむつやシャンプーといった生活用品を受け取ろうと連日、500人を超える人が訪れています。
避難所では、ルーマニア語が理解できない避難民と、受け入れ側とのコミュニケーションが課題となっていて、ウクライナから避難している女性5人が、ボランティアで通訳をしています。
首都キーウから避難しているアリョーナ・アニシモワさん(37)は、空港の免税品店の関連企業で働いた経験があり、支援物資を受け取るために訪れた人たちの名前や家族構成を確認すると、避難所の担当者に英語で、説明していました。
-- NHK NEWS WEB