ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、東部で今後、大規模な戦闘に発展する可能性があるという認識を示したうえで、徹底抗戦を続ける構えを強調しました。
ロシア軍が東部での攻勢を強める中、市民の犠牲がさらに増えることが懸念されています。
ロシア国防省は10日、東部のハルキウ近郊などでミサイル攻撃を行い、ウクライナ軍の地対空ミサイルシステムを破壊したなどと主張し、東部での攻勢を強めています。
人工衛星を運用するアメリカの企業「マクサー・テクノロジーズ」は、ハルキウから東に80キロほど離れた、ロシア軍が掌握しているとみられる地域で8日に撮影した衛星画像を公開し、この中では装甲車やトラックなどの大規模な車列が南へ向かって移動している様子が写っています。
-- NHK NEWS WEB