プロなどを目指すアスリートが将来への不安を抱えずに競技に打ち込めるよう、企業などの間で、引退後のキャリアを見据えて選手らを採用したり支援したりする動きが活発になっています。
人材サービス大手の「パソナグループ」は先月から、ビジネスに興味のあるアスリートを契約社員として採用する枠を新たに設けました。
プロ契約やオリンピックなどを目指す現役選手などが対象で、採用後は、練習や試合を優先しながら空いた時間にスポーツ関連のイベントや営業などの業務を担い、ビジネスマナーやコーチングの研修などを受けることもできます。
会社の金澤真理常務は「アスリートの新たなキャリア形成の手助けをしたい。私たちもアスリートから学んでいきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB