ソフトバンクグループでロボット事業を手がける会社が、「ペッパー」の開発会社の株式の大半をドイツの企業に譲渡することを明らかにしました。
世界の販路拡大などで協力していくことにしています。
ソフトバンクグループでロボット事業を手がける「ソフトバンクロボティクスグループ」は、フランスにある子会社で「ペッパー」の開発を行っています。
会社の発表によりますと、この子会社の株式について、同じくロボット開発を手がけるドイツの「ユナイテッドロボティクスグループ」に大半を譲渡することで合意したということです。
ソフトバンク側もこのドイツの会社の株式を取得します。
これらの取り引きはことし6月末までに完了する予定だということです。
これによって、「ペッパー」の開発会社はソフトバンクのグループの子会社ではなくなるということですが、日本国内などでのペッパーの販売やサービス提供は引き続き行うということです。
ソフトバンクロボティクスは「今回の譲渡によって各種ロボットのグローバルマーケティングでドイツの企業と協力し、さらなる事業の拡大を目指したい」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB