JR西日本の長谷川一明 社長は、厳しい経営状況が続く中、維持が難しくなっている地方路線について「自治体や国とともに三位一体で考えていく必要がある」と述べ、JRだけでこれまでどおりの運行を続けるのが難しいとの考えを改めて強調しました。
JR西日本は、人口減少や新型コロナの影響による利用者の低迷によって、2年連続で大幅な最終赤字になる見通しで、経営の立て直しが急務となっています。
会社は4月11日、利用者が特に少なくなっている近畿や中国、それに北陸地方の17路線、30の線区について、個別の収支がすべて赤字になっていると明らかにしました。
-- NHK NEWS WEB