22日の東京株式市場は、アメリカの金融引き締めが加速することで、景気回復が鈍るのではないかという懸念が広がり、株価は大きく値下がりしています。
21日のニューヨーク市場で金融引き締めが加速して、景気回復が鈍ることへの懸念から、株価が値下がりした流れを受けて、22日の東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が広がり、日経平均株価が600円以上値下がりする場面もありました。
日経平均株価、午前の終値はきのうの終値より519円73銭安い2万7033円33銭でした。
また東証株価指数=トピックスは25.40下がって1902.60。
午前の出来高は4億9121万株でした。
市場関係者は「21日、FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が利上げについて発言したことを受けて、ニューヨーク株式市場では景気の先行きへの懸念が広がり株価を下げた。東京市場ではきのうまでの3営業日で、日経平均株価が750円以上、上昇したこともあり、いったん利益を確定させようという動きも値下がりにつながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB