日本郵便は国際郵便の送り状を作成できるサイトに不正なアクセスがあり、利用者のメールアドレスや住所など合わせて3万件分の個人情報が流出したおそれがあると発表しました。
日本郵便の発表によりますと、EMSと呼ばれる速達便や国際小包などの送り状をインターネット上で作成できるサイトに外部から不正なアクセスがあったことが、13日午前中にわかりました。
会社で調査した結果、このサイトで12日から13日までの間に作成された国際郵便の送り状に書かれている送り主と届け先、双方の氏名や住所など1104件と、サイトに登録されている一部の利用者のメールアドレス、2万9116人分の個人情報が流出したおそれがあるということです。
これを受けて会社では、個人情報が流出したおそれのある利用者に連絡し、一時的にサイトの運営を停止する対策をとったということです。
会社ではサイトを閲覧したことによる利用者へのウイルス感染などの影響はないとしています。
日本郵便では「多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを、心よりおわび申し上げます」と謝罪しました。
-- NHK NEWS WEB