「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」は、小麦粉や食用油などの原材料価格の高騰を受けて、ギョーザやチャーハンなど14の商品の販売価格を、来月14日から値上げすると発表しました。
発表によりますと、「王将フードサービス」は、「餃子の王将」などの店舗で扱う商品のおよそ2割にあたる14商品について、来月14日から値上げすることを決めました。
これらの商品は、店内で飲食する場合、消費税込みで22円から33円値上げされ、主力商品の「餃子」は、西日本では242円から264円に、人件費や店舗の賃料が高い東日本では264円から286円に引き上げられます。
また宅配の場合は、それぞれの商品で消費税込みで30円から40円値上げするとしています。
理由について会社は、小麦や食用油をはじめとする原材料価格が高騰していることに加え、人件費や物流費も上昇していることなどをあげています。
この会社の値上げは、原材料価格の高騰を受けて、およそ40商品が対象となった2014年10月以来およそ7年半ぶりです。
王将フードサービスは「コストの急激な上昇が続く中、品質を維持していくために価格の改定を決めた。ご理解をお願いしたい」としています。
-- NHK NEWS WEB