アメリカのソーシャルメディア大手、ツイッターは先月までの3か月間の決算で営業赤字になりました。
業績不振の中、ツイッターを買収することになったイーロン・マスク氏の手腕が問われることになります。
ツイッターが28日に発表したことし1月から先月までの3か月間の決算は売り上げが12億ドル、日本円で1500億円余りと前年の同じ時期をおよそ16%上回りました。
一方、本業のもうけを示す営業損益は開発費がかさんだことなどから1億2700万ドル、165億円余りの赤字になりました。
ツイッターはアメリカの電気自動車メーカー、テスラのCEOで、世界一の富豪とされるイーロン・マスク氏の買収提案を受け入れることで合意していて、この日は買収の手続き中であることを理由に決算会見を取りやめました。
ツイッターは、去年の決算が2年連続で最終赤字となるなど業績の不振が続いていて、電気自動車や宇宙開発の分野で会社を成長させてきたマスク氏の手腕が問われることになります。
-- NHK NEWS WEB