成田空港では6日、大型連休を海外で過ごした家族連れなどがスーツケースやリュックサックを片手に帰国する姿が相次いで見られました。
成田空港会社によりますと、先月28日から今月8日までの大型連休中に成田空港から出入国する人はおよそ10万人で、去年の同じ時期に比べおよそ4倍と大幅に増える見通しです。
夫とともにハワイから帰国した兵庫県の40代の女性は「海外に行きたくてしかたがなかった。現地の人はマスクをほぼしていなかったが、感染のリスクを下げるために基本的にマスクをつけたり、すいているビーチを選んだりした。また旅行に行けるように、感染状況が改善してほしい」と話していました。
また、夫の両親がいる韓国に、結婚のあいさつに行ったという神奈川県の20代の女性は「コロナの影響であいさつできずにいたが、やっと向こうの家族に会えて温かく迎えてもらい、結婚の実感がわいた。感染を避けるため、出発する前は出かけずに入念に準備してきたので、会えてよかった」と話していました。
一方、娘が住んでいるドイツから、夫とともに帰国した都内の60代の女性は「向こうでは、久々にマスクを外して過ごし、感染対策として、手洗いとうがいをしていた。ちょっと外食をすると、昼でも3000円くらいかかり、円安の影響を感じた」と話していました。
-- NHK NEWS WEB