東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京近郊でホテルの開業が相次ぎ、競争の激化が予想される中、千葉県浦安市に、ロボットが接客にあたるユニークなホテルがオープンしました。
このホテルは、大手旅行会社エイチ・アイ・エスの子会社が運営し、客室が100部屋あります。
フロントには、恐竜の形をしたロボットが2体設置され、日本語と英語・中国語・韓国語の4か国語で、チェックインの手続きなどを案内するということです。
また、客室には人工知能を搭載したロボットが設置され、話しかけると、テレビやエアコンの制御を行うということです。
ホテルの運営会社は、長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスでも、ロボットを導入したホテルを運営していて、このホテルが2か所目になります。
浦安市など東京近郊では、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ホテルの開業などが相次ぎ、競争の激化が予想される中、外国人をはじめとする観光客を取り込もうというホテル側の動きが本格化しています。
ホテルを運営するH.I.S.ホテルホールディングスの平林朗社長は「日本を訪れた外国人のお客様に、ロボットが接客するホテルを楽しんでほしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB