映画を10分程度にまとめた違法な動画、「ファスト映画」を公開したとして全国で初めて摘発され有罪が確定した3人に対し、大手映画会社など13社が「著作権を侵害された」として、総額5億円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
「ファスト映画」は映画の映像を無断で使用し、字幕やナレーションをつけて10分程度にまとめてストーリーを明かす違法な動画で、インターネットに公開して広告収入を得ていた20代と40代の男女3人が去年、全国で初めて摘発され、著作権法違反の罪で有罪が確定しています。
この3人に対し、大手映画会社の東宝や日活など合わせて13社が、「ファスト映画を公開され著作権を侵害された」として総額5億円の賠償を求める訴えを19日、東京地方裁判所に起こしました。
-- NHK NEWS WEB