19日の東京外国為替市場、円相場は値上がりしました。日本とアメリカで株価が大きく値下がりしたことなどを受けて、投資家の間でリスクを避けようと、円を買う動きが広がりました。
午後5時時点の円相場は、18日と比べて1円10銭円高ドル安の1ドル=128円22銭から23銭でした。
ユーロに対しては、18日と比べて1円47銭円高ユーロ安の1ユーロ=134円53銭から57銭でした。
ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0492から93ドルでした。
市場関係者は「18日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が一時、1200ドルを超える急落となったのに続き、東京市場でも株価が大きく値下がりし、投資家の間ではリスクを避けようと、比較的安全な通貨とされる円を買う動きが出た。また、アメリカの長期金利が下落したこともドル売り円買いの動きにつながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB