ことしの春闘で大手企業が回答した月額賃金の引き上げ額は、平均で7430円で、全体の賃上げ率は2.27%と2年ぶりに2%台を回復しました。このうち、業績がコロナ前の水準を回復したとする企業の賃上げ率は3%を超えたとしています。
経団連は従業員500人以上の大手企業81社の、ことしの春闘の回答状況を1次集計としてまとめました。
それによりますと、定期昇給にベースアップを加えた月額賃金の引き上げ額は、平均で7430円で去年を1390円上回り、4年ぶりに増加しました。
この結果、賃上げ率は2.27%となり、去年の1次集計時点の1.82%から上昇し、2年ぶりに2%台を回復しました。
-- NHK NEWS WEB