中国内陸部の砂漠地帯に、自衛隊が運用する早期警戒管制機に似た模型が設置されていることが、衛星写真の分析で分かりました。
中国軍が攻撃対象として設置したとみられ、専門家は、台湾有事を念頭に、日本をけん制するねらいもあると指摘しています。
この衛星写真は、アメリカの衛星会社「プラネット・ラブズ」が今月13日、中国の新疆ウイグル自治区を撮影したものです。砂漠地帯に滑走路のようなものがあり、そこに、航空機のような物体が複数設置されているのが確認できます。
このうち、中心の大型のものについて、防衛省の元情報分析官で、軍事アナリストの西村金一氏は、航空自衛隊が運用するAWACS、早期警戒管制機に見立てた模型とみられると指摘しています。
-- NHK NEWS WEB