22日夜、茨城県神栖市の国道で車が電柱に衝突して炎上する事故があり、男性5人が病院に搬送され、このうち18歳の会社員が死亡、別の18歳の会社員も意識不明の重体となっています。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
22日午後10時ごろ、茨城県神栖市太田の国道で男性5人が乗った車が電柱に衝突して、炎上しました。
消防が消火活動に当たり、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、5人全員が病院に搬送され、このうち、三重県亀山市の18歳の会社員が死亡したほか、愛知県豊田市の18歳の会社員も意識不明の重体となっています。
また、豊田市の30歳と18歳、それに亀山市の18歳の3人の会社員も顔や体を強く打っていて、いずれも重傷だということです。
現場では、衝突した電柱が折れて傾き、車は道路脇の茂みに突っ込んで大破していました。
警察によりますと、5人は、コンビナートの修理工事に当たるため隣の鹿嶋市を訪れていて、作業員用に貸し出された車に乗っていたということです。
また、事故を目撃した人は「車が猛スピードで道路脇の電柱に突っ込んでいき、そのあと炎上した」と話しているということです。
現場は、神栖市役所から南東におよそ12キロ離れた片側2車線の直線道路で、警察はけがをした人の回復を待って話を聞くなど、事故の詳しい状況や原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB