歩行者専用のつり橋として日本一の高さを誇る、大分県九重町の大つり橋。コロナ禍で減少した観光客に戻ってきてほしいと、町は橋のPRに使う「ヘビーメタル」の楽曲を全国から募集しました。
選ばれたのは、落語家率いる5人組バンドが歌う曲です。
「ヘビーメタル」は大つり橋をどのように変えたのでしょうか。
2006年に開通した大分県九重町の「九重“夢”大吊橋」は高さ173メートルで、歩行者専用のつり橋としては日本一の高さを誇ります。
これまでの入場者は延べ1200万人。
しかし新型コロナの影響で、昨年度の来場者数は例年の半分以下に落ち込みました。
九重町は新たに橋に人を呼び込もうと、4月から橋にPRソングを流し始めました。
選んだ音楽は「ヘビーメタル」。
その理由を町の担当者に聞くと、「橋が重い(ヘビー)金属(メタル)だから」とのこと!曲は落語家や会社員がメンバーの5人組バンドにより「九重“夢”大吊橋」をテーマに作られたオリジナル曲で、歌詞には橋や周辺の観光名所など、地域PRの要素が盛り込まれています。
激しい曲にのせられ、橋の上を歩く人も思わず口ずさんだり、踊り出したり…。
観光客回復に向け動き始めた、九重“夢”大吊橋の「今」を切り取りました。
(動画は4分15秒です。データ放送ではご覧になれません)。
-- NHK NEWS WEB