16日午後、宇都宮市で、ビルの外壁工事のため足場を設置する作業をしていた男性2人が、およそ11メートルの高さから地面に転落し、死亡しました。
16日午後2時半ごろ、宇都宮市大通りにあるビルの外壁の補修工事の現場で、足場を設置する作業をしていた男性2人がおよそ11メートルの高さから地面に転落しました。
警察によりますと、この事故で、足利市福富町の会社員、粂亮輔さん(31)と、ベトナム国籍の技能実習生で足利市大前町のヴー・マイン・フンさん(36)の2人が病院に運ばれましたが、2人とも全身を強く打っていて死亡しました。
警察によりますと、2人は、16日午前から、同僚と合わせて4人で足場の設置作業を行っていたということです。
2人が倒れていた場所の近くには、足場に使われる板が数枚落ちていたということです。
現場は、JR宇都宮駅から西におよそ500メートル離れたビルなどが建ち並ぶ地域で、警察は当時の状況や原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB