東京の国立国際医療研究センターの物品の契約をめぐる汚職事件で、逮捕された係長と業者は、遅くとも係長が別の病院に勤めていた5年前までに知り合ったとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
警視庁は今の職場に赴任する前から接待などを受けていた疑いがあるとみて調べています。
東京 新宿区にある国立国際医療研究センターの総務課の係長、笠井崇一郎容疑者(39)は、パソコンや机などの物品の契約で便宜を図った見返りに、贈賄の疑いで逮捕された電気製品販売会社「小松電器」の社長、松丸隆行容疑者(43)から現金や旅行の接待などおよそ380万円分の賄賂を受け取ったとして、収賄の疑いで逮捕されました。
-- NHK NEWS WEB