ガス機器メーカーのノーリツとハーマンが製造し、東京ガスなどが販売した浴室暖房乾燥機について、風を送り出すファンのモーターに不具合があり、発火するおそれがあるとして、販売元が合わせておよそ9万5000台をリコールし、モーターを無償で交換することになりました。
リコールの対象となったのは、ガス機器メーカーのノーリツとハーマンが平成9年から平成19年にかけて製造した浴室暖房乾燥機で、それぞれ自社のブランドで販売しているほか、東京ガスと大阪ガスも同じものを売っています。
東京ガスなどによりますと、これらの製品は風を送り出すファンのモーターを設置する位置や耐水性に問題があることから、水がしみこんで発火するおそれがあり、これまでに製品が原因となる火災が3件起きているということです。
リコールの対象は、およそ9万5000台に上り、このうち6万台余りは、平成9年から平成26年にかけて、東京ガスが販売したものだということです。
東京ガスでは、「BBDー3304ACSKーJ3」、「BBDー3304ACSKJ3M」、「NRーA3508UーBD」など、18機種が対象になっています。
販売元の各社はモーターを無償で交換することを決め、対象となる機種についてホームページに掲載するとともに、問い合わせに応じています。
問い合わせの電話番号は、東京ガスが0120ー331ー226。
大阪ガスが0120ー030ー616。
ノーリツが0120ー877ー026。
ハーマンが0120ー818ー092です。
-- NHK NEWS WEB