北海道釧路市で生後4か月の赤ちゃんと2歳の子どもを14時間近く自宅に放置したとして35歳の夫と10代の妻が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。このうち4か月の赤ちゃんは死亡し、夫婦はパチンコに出かけていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、釧路市昭和北の会社員、阿部光浩容疑者(35)と10代で無職の妻の2人です。
警察によりますと、2人は今月8日、生後4か月と2歳の息子2人を、午前8時半ごろから午後10時ごろまでの間、自宅に放置したとして保護責任者遺棄の疑いが持たれています。
警察によりますと夫婦はパチンコに出かけていて、帰宅すると赤ちゃんの意識がなく救急車で運ばれましたが、まもなく死亡が確認されたということです。
2歳の男の子の健康状態に大きな問題はないということです。
赤ちゃんが運ばれた病院から警察に検視の要請があり事件が発覚したということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB