アメリカのホワイトハウスは、インフレの象徴にもなっているガソリン価格の高騰をめぐり、バイデン大統領が石油大手のエクソンモービルやシェルなど7社に対して書簡を送ったと15日、発表しました。
書簡の中でバイデン大統領は「戦争が起きている時に、国民の負担によって通常よりはるかに高い利益がもたらされることは受け入れられない」として、石油大手がガソリン価格高騰による負担を国民に強いていると非難しました。
そのうえで、ガソリンなどの石油精製品の供給を増やすための対策を迅速にとるよう求めました。
ガソリン価格の高騰をめぐって、バイデン大統領は、先週行った演説で「ことしエクソンモービルは神よりもうけている」とも発言していました。
-- NHK NEWS WEB