17日正午ごろ、茨城県稲敷市の工業団地にある廃油のリサイクル工場から火が出て燃え広がり、現場で消火活動が続けられています。消防によりますと、現場にいたと見られる、この工場の男性従業員1人と連絡が取れなくなっているということで、確認を急いでいます。また、稲敷市は午後1時45分、周辺の4つの地区の合わせて749世帯に避難指示を出しました。
17日正午ごろ、茨城県稲敷市釜井の筑波東部工業団地にある三和油化工業の茨城工場から火が出たと警察や消防に通報がありました。現場では建物の天井などが焼け落ちていて、消火活動が続けられています。
この工場では廃油のリサイクルを行っていて、消防によりますと、アルコールとシンナーが入った複数のドラム缶が燃えていると見られるということです。
消防によりますと、現場にいたと見られる、この工場の男性従業員1人と連絡が取れなくなっているということで、確認を急いでいます。
また、稲敷市は午後1時45分、周辺の釜井、光葉、阿波、甘田の4つの地区の合わせて749世帯に避難指示を出して、防災行政無線などで避難を呼びかけています。
火災が起きている三和油化工業の茨城工場は工業団地の一角にあり、団地には電子部品や、金属製品の製造を手がける企業など10社の工場が建ち並んでいます。
-- NHK NEWS WEB