東京の23歳の女性が今月上旬から行方不明になり、茨城県の林道脇で遺体で見つかった事件で、自分の別荘に女性を監禁したとして逮捕された会社員のスマートフォンに、女性と一緒に写った映像が保存されていたことが分かりました。
警視庁は、動画を撮影する目的でSNSで知り合った女性と会い、別荘に連れて行った疑いがあるとして調べています。
東京 文京区の23歳の女性の行方が今月5日から分からなくなり、その後18日に茨城県常陸太田市の林道脇で遺体で見つかりました。
女性は衣服を身につけておらず、警視庁は20日も周辺を捜索して遺留品などを探しています。
警視庁は女性を自分の別荘に監禁したとして、神奈川県南足柄市の会社員三瓶博幸容疑者(33)を監禁の疑いで逮捕しましたが、容疑者のスマートフォンを調べたところ、女性と一緒に写った映像が保存されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
女性が手錠をかけられている映像もあり、別荘の地下室で撮影されたとみられています。
警視庁は、動画を撮影する目的でSNSで知り合った女性と会い、別荘に連れて行った疑いがあるとして、女性の死因の特定を進めるとともに、遺体が遺棄されたいきさつを調べています。
警視庁によりますと、調べに対して「遺体については知らない。女性と一緒にいたが不当な拘束ではない」などと供述し、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB