大手菓子メーカーのカルビーは、原材料価格などの高騰が続いているとして、主力のポテトチップスを含む一部の商品を、ことし9月以降、値上げしたり内容量を減らしたりすることを決めました。
ポテトチップスの一部商品ではことし2回目の値上げとなります。
発表によりますと、値上げや、内容量を減らすいわゆる「実質値上げ」の対象となるのは、主力のポテトチップスをはじめとするスナック菓子やシリアルなど、合わせて157の商品です。
ことし9月以降、順次価格などが改定され、スナック菓子やシリアルの値上げの幅は、店頭価格で10%から20%程度となる見込みです。
また、対象商品のうちポテトチップスの16商品については、ことし1月以降にも価格を引き上げていて、ことしに入って2回目の値上げとなります。
理由について会社では、原油価格の高騰で輸送や包装資材のコストが上がっていることに加え、国内外から調達しているじゃがいもなどの原材料価格も上昇が続き、企業努力だけでは価格を維持することが困難になったためとしています。
-- NHK NEWS WEB