兵庫県尼崎市の全市民46万人余りの個人情報が入ったUSBメモリーが紛失した問題で、市は24日、USBメモリーが発見されたと発表しました。関係者によりますと紛失した会社の担当者が24日、改めて探したところ、USBメモリーを入れたかばんとともに見つかったということです。
尼崎市は、すべての市民46万人余りの個人情報が入ったUSBメモリーを業務を委託していた会社の担当者が紛失したと、23日、発表しました。
会社のこれまでの説明によりますと、USBメモリーを紛失した担当者は酒に酔って帰宅する途中に路上で寝てしまい、USBメモリーの入ったかばんがなくなったことに気付いたということです。
会社は警察に届け出ていましたが、市はさきほどUSBメモリーが発見されたと発表しました。
会社の関係者によりますと、USBメモリーを紛失した担当者は、24日、改めて警察に出向いて盗難届を提出したうえで、警察官とともにかばんを無くしたとみられる付近を探したところ、USBメモリーが入ったかばんが見つかったということです。
尼崎市と会社はこのあとそれぞれ会見を開き、詳しい経緯を説明することにしています。
-- NHK NEWS WEB