24日の東京外国為替市場は欧米の急速な金融引き締めによる景気減速への懸念から、比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まって、円相場は値上がりしました。
午後5時時点の円相場は23日と比べて84銭円高ドル安の、1ドル=134円53銭から55銭でした。
ユーロに対しては23日と比べて66銭円高ユーロ安の、1ユーロ=141円58銭から62銭でした。
ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0524から26ドルでした。
市場関係者は「インフレを抑制するために欧米が利上げのペースを加速する中、企業の景況感を示す指数が悪化したことで欧米の景気減速への懸念が強まり、比較的安全とされる円を買う動きが強まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB