サッカーJFLの鈴鹿ポイントゲッターズは、三浦泰年監督兼ゼネラルマネージャーの運営会社の社長就任を発表しました。
鈴鹿ポイントゲッターズによりますと、今月21日、運営会社の臨時株主総会で吉田雅一社長など4人の役員全員が辞任し、チームを指揮する三浦監督兼ゼネラルマネージャーを代表取締役社長とする役員体制が選任されたということです。
ただ三浦新社長は、引き続き監督を兼任してチームを指揮することから、三浦新社長をサポートするため、地元・鈴鹿市の高校出身で大手自動車メーカーのタイの現地法人社長などを務めた山口隆男氏を代表取締役社長に選任し、社長2人体制としました。
鈴鹿ポイントゲッターズを巡っては、2020年のJFLの最終戦で、元役員が選手に意図的に負けるよう指示したなどとして、日本サッカー協会から罰金などの処分を科され、Jリーグからも参入の前提条件となる「百年構想クラブ」の資格を停止されています。
クラブは現在、経営譲渡の手続きなども進めているということで、一連の手続きが終わり次第、新体制への移行などについての記者会見を開くことにしています。
-- NHK NEWS WEB