CDやレコードなどの専門店を展開する「ディスクユニオン」は、運営する2つのオンラインショップに登録している70万人余りの会員のメールアドレスとパスワード、それに名前や住所などの個人情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。
東京 千代田区に本社がある「ディスクユニオン」によりますと、漏えいしたおそれがあるのは、CDなどを販売する「diskunion.net」と、オーディオ機器などを販売する「audiounion.jp」の2つのオンラインショップのおよそ70万1000人分の会員情報です。
この会員情報には、名前や住所、電話番号のほか、メールアドレスや暗号化されていないパスワードなどが含まれていて、今月24日までに登録したすべての会員のものが対象だということです。
今月24日に外部からの指摘で情報が漏えいしている可能性があることに気付き、2つのオンラインショップを停止して不正アクセスの痕跡などの調査を進めていますが、詳しい原因は分かっていないとしています。
会社では、今後、会員に対して個別にメールで連絡し、別のサービスで同じメールアドレスやパスワードなどを使い回している場合には、不正なログインを防止するため変更してほしいとしています。
「ディスクユニオン」は、ホームページで「多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くおわび申し上げます。本日の公表までお時間を要しましたこと、重ねておわび申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB