29日午前、北海道の北斗市にあるセメント会社の採掘場で水路の清掃をしていた男性1人が流され、搬送先の病院で死亡が確認されました。水路は当時、雨の影響などで水かさが増していたということで、警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、29日午前10時ごろ、北斗市峩朗にある太平洋セメントの採掘場で、北斗市谷好2丁目の会社員、佐藤良彦さん(38)が水路の清掃を行っていたところ、流されて行方が分からなくなりました。
警察や消防が捜索したところ、水路の下流側の水がたまっている場所に男性が沈んでいるのが見つかり、消防のダイバーによって救出されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
水路は幅60センチぐらいで、行方不明になった当時は雨が降っていたことなどから、水かさが増していたということです。
警察によりますと、男性は大雨で流れ込んだ土砂が水路をふさがないよう、清掃作業を行っていたとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB