東京国税局の元職員らが、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に国から支給される「持続化給付金」をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた裁判で、被告人質問が行われ、元職員は「職員としての経験を悪いことに使ってしまい、浅はかで愚かだった」と述べました。
大手証券会社の元社員、中峯竜晟被告(27)と、東京国税局の元職員の中村上総被告(24)は、おととし個人事業主を装い、新型コロナの影響で事業収入が大幅に減ったという、うその申請をして国の持続化給付金合わせて700万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。
-- NHK NEWS WEB