海外旅行の行き先として人気が高まっている台湾のグルメや観光などを紹介する催しが18日から都内で始まり、大勢の人でにぎわっています。
この催しは、日本で暮らす台湾の人たちや台湾の企業などで作る実行委員会が開いています。
会場はたくさんのちょうちんで台北の夜市の雰囲気が再現され、都内の台湾料理店などが23のブースを出しています。大勢の家族連れなどが訪れ、ショーロンポーやマンゴーを使ったかき氷などを販売するブースには行列ができていました。
落花生の粉とパクチー、それにアイスクリームを米でできた薄い生地で包むデザートを販売するブースでは、店頭で調理の様子が披露されていました。また、台湾の観光地を紹介するガイドブックや雑誌が無料で配布され、獅子舞の一団が訪れた人たちを楽しませていました。
台湾観光局によりますと、日本から台湾を訪れる人は増加傾向にあり、去年は前の年より16.5%増えて189万人に上っているということです。
家族で訪れた女性は「日本の台湾料理店ではなかなか食べられない料理も多いので、こういう機会が増えるとうれしいです」と話していました。この催しは東京タワー前の広場で、20日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB